浄土真宗で用いられる仏具『華瓶(けびょう)』
- おぶつだんの利休堂

- 2024年5月27日
- 読了時間: 2分
更新日:1月10日

阿弥陀如来さまの前にある2つの小さな小瓶、この仏具は華瓶(けびょう)といって浄土真宗特有の仏具です。
使い方はこの2つの小瓶に水を入れてシキミや青木などをさし香水としてお供えします。
普通多くのお宗派ではお茶やお水をお供えするのですが(死者は喉が渇くという考え方がありますので)
浄土真宗では亡くなった後は仏さまの力ですぐに極楽浄土へ往生できるという考え方です。
極楽浄土の世界には「八功徳水(はっくどくすい)」と呼ばれる清らかな水が流れており、飲水に困らないとされてます。
ですので、浄土真宗のお仏壇には基本的に湯呑みや茶湯器をお仏壇にはつけません。
華瓶がその代わりのようなものです(厳密には違うのですが)
が、現実はですね…浄土真宗の方でも結構な割合でお茶やお水をお供えしています。
お宗派の教えはありますが、お仏壇に手を合わせる方の心情としては亡くなった故人さまのためですよね。
故人さまの好きだったものや私たちと同じものをお供えしたいというのは普通の感覚だと思いますし。
当店の納品例をご覧いただければわかると思いますが、浄土真宗の方でも華瓶に加えて湯呑み(茶湯器)つけています。
10年前までは湯呑みはつけませんでしたが、モダン仏壇が主流になり、モダン仏具のセットには湯呑みがついていますので(伝統型の場合は基本的につけません)
お客様にはご説明して湯呑み(茶湯器)をつけています。お寺さまによっては指摘される場合もあると思います。その場合はその指示に従ってくださいと。


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